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数珠の正しい扱い方を知っていますか?作法や注意すべき点も解説!

今のうちに知っておこう!正しい数珠のあれやこれ

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数珠の種類は宗派で違う?今さら聞けない数珠のことについて解説

数珠

数珠は、いざお葬式に出席するときに慌てて用意するという人がほとんどではないでしょうか。そしてどんな数珠を使えばいいのか、知っている人も少ないと思います。
そこで今回は、今のうちに知っておきたい数珠の種類について解説します。

そもそも数珠とは?

数珠は「念珠(ねんじゅ)」とも言われ、主にお通夜や葬儀などで使われており、念仏を唱えるときに使用する仏具です。形状は小さい珠(たま)をリング状に繋げたもので、本来はその珠が108個あり、一つ一つに煩悩を司る仏様が存在すると言われています。その煩悩を消滅させるため、数珠を手に取り仏様へ手を合わせます。
数珠は西暦593年の飛鳥時代に日本に伝わったと言われ、鎌倉時代には数珠を用いて仏様にお祈りすれば、煩悩を消すことができる仏具とされていました。
数珠の珠がいくつも繋がってできているように、人々がご縁を広げ、仏様の世界と現世の人が繋がると考えられています。

数珠の扱い方

数珠は宗旨によってその扱い方が変わることもありますが、一般的には仏事や法要の場で礼拝するときに合掌する手にかけます。しかし本来は、数珠の手のかけ方は宗旨によって異なるので注意が必要です。

数珠の種類は大きく分けて2つ

数珠の扱い方はその種類によって変わってきますが、大きく分けて「略式数珠」と「本式数珠」に2つに分けられます。

略式数珠(片手数珠)

略式数珠は基本的にどんな宗派でも使える数珠で、現在はこの略式数珠が多くの方に使われています。
本来は煩悩の数でもある108の珠を繋げて数珠としますが、略式数珠は22珠で繋いでいることが多く、珠の大きさによっては18珠や20珠の場合もあります。
また、万が一葬儀に数珠を忘れてしまったという人に対応するため、あらかじめ略式数珠を用意している葬儀場も存在するので、利用する葬儀場が決まったときに確認しておくのもいいでしょう。

本式数珠

本式数珠はその宗派によって形状が決められています。珠の数も本来の煩悩の数である108珠を繋げていることが多く、略式数珠よりも輪が大きめです。本式数珠は親珠の数と房の形状まで細かく決められており、略式数珠が幅広く使われているのに対し、本式数珠は宗派別のほかに、男女別に分かれている場合もあります。
最近では略式数珠で問題ないということがほとんどですが、ご自分の宗派が分かっているときは事前にどの数珠を使うか確認したほうが無難です。

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